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医療療養病棟

医療療養病棟

急性期及び専門的治療後の療養の場として、継続的に医療・看護・介護を提供する病棟です。病院間で連携を図り、気管切開をされている方、人工呼吸器を装着されている方、酸素療法を行っている方など医療依存性の高い患者さんを受け入れ、ケアを行っています。

また、終末期の方は看取りまでの対応もさせて頂いております。

病棟案内

●病室


入院生活に於いて、快適な療養生活を過ごせるように、ベット周りの空間を広く設定しプライバシーに配慮した病室をご用意しております。

●食堂談話室


明るく開放的な食堂です。食堂でのお食事が可能な患者さんには、患者さん同士楽しく語らいながら、お食事をお召し上がりいただいております。

また、団らんの場として御家族との時間を過ごしていただいています。

医療区分・ADL区分

医療の必要性の高い病状によって、医療区分(3段階)とADL区分(3段階)の両方から評価され、診療報酬が評価されています。


医療区分3

  • 中心静脈栄養を実施している状態
  • 24時間持続して点滴をしている状態
  • 人工呼吸器を使用している状態
  • 酸素療法を実施している状態
  • ドレーン法又は、胸腔、腹腔の洗浄を実施している
  • 気管切開または、挿管中で発熱を伴う状態
  • 医師及び看護職員により常時監視及び管理を実施している状態

医療区分2

  • 多発性硬化症 筋委縮性側索硬化症 パーキンソン病関連疾患 その他難病 脊髄損傷(四肢麻痺)
  • 肺炎に対する治療を実施している状態
  • 尿路感染症の治療を実施している状態
  • 脱水に対する治療を実施している状態
  • 褥瘡の治療(Ⅱ度以上または、多発している状態)
  • 気管切開 気管挿管している状態
  • 1日8回以上吸引している状態など

医療区分1

  • 医療区分2、3に該当しない者

※ADL区分
日常生活における介護支援の程度によって、3つの区分(ADL区分)が設定されています。『ベッド上の可動性』『移乗』『食事』『トイレの使用』という4項目がどの程度できるかによって「ADL得点」を算出し、その得点に応じて分類されます。

※ADLの評価基準

点数基準内容
0自立手助け、準備、観察は不要又は1~2回のみ
1準備のみ物や用具を患者の手の届く範囲に置くことが3回以上
2観察見守り、励まし、誘導が3回以上
3部分的な援助・動作の大部分を(50%以上)は自分でできる
・四肢の動きを助けるなどの体重(身体)を支えない援助を3回以上
4広範な援助動作の大部分(50%以上)は自分でできるが、体重を支える援助
(例えば、四肢や体幹の重みを支える)を3回以上
5最大の援助動作の一部(50%未満)しか自分でできず、体重を支える援助を3回以上
6全面依存まる3日間すべての面で他者が全面援助した(及び本動作は一度もなかった場合)

※ADL得点の算出方法
ADL得点は、過去3日間に日常生活においてどの程度の支援が行われたかという支援のレベルを示すものです。
また、上の表であてはまるレベルの数字を合計したものとなります。

項目支援のレベル
ベット上の可動性
移乗
食事
トイレの使用
合計点

ADL得点ADL区分
0~10
11~22
23~24

入院  / 医療療養病棟 / 回復期リハビリテーション病棟 / 地域包括ケア病棟